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第11番 潮音山 観音院 天光寺(てんこうじ) -真言宗大覚寺派-
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所在地:徳島県徳島市応神町古川字高良47 電話:088-641-0230
御本尊:聖観世音菩薩
御詠歌:このてらは てんのひかりも なるかみの
おそれもなむの なにぞきこゆる
■納経帳への御朱印は持宝寺へ■ |
当寺は勝悟上人によって開創されました。上人は讃岐一宮の出身で、天平四年(七三二)上洛、帰郷後各地を巡歴し、古川村に草庵を結ぴました。 時あたかも宝亀五年(七七四)疫病流行し、上人これを憂いて自ら一尺八寸の観音像を刻み開眼いたしますと、紫雲虚空に遍満し、さすがの病もおさまりました。以来近郷の人々は守札を頂き天死をまぬがれたといいます。
それから七百年の後、土佐の長曽我部元親 天正十年(-五八二)秋に勝瑞の三好氏を攻略したとき、兵火によって諸堂ことごとく灰燼に帰しました。
それから十一年たった文禄二年(一五九三)五月十六日より十八日迄、毎夜別宮浦梅上に読経の声が聞こえ、漁人等観音像の波間に輝くのを見て、再びお堂を建立し安置しました。
昭和ニ十一年十二月ニ十日の南海大震災で本堂が倒壊し、昭和六十年四月春、再建しました。なお東の隅には鎮守として弁財天をおまつりしています。
門前には文政十―一年(一八二九)建立の「当国霊場三十三所、第十一番潮音山天光寺」の立派な石碑が立っており、「是より十二番恵勝寺ヘ一里中間船渡」の文字も見られ、当時の巡礼がしのばれます。
天光寺は現在兼務寺になっているため、納経御希望の方は東方約六百メートル、吉野川堤防の下、四国大学の西の持宝寺へ寄られますよう。
臨江山持宝寺(真言宗大覚寺派)は地蔵持薩を本尊とし
御詠歌 もちたまふ たからのたまを さずくるは ここのみてらの ほとけなりけり
約三百八十年前の文禄年間に快雅上人によって開創され、以後幾度か洪水と提防決壊のため堂字荒廃し、中興の祖宥鎮(ゆうちん)上人が十余年の歳月を費やして、文久三年(一八六三)現在の本堂を再建せられ、下って昭和三十六年当村青年団の提唱により、田畑に散在する墓石を整理し、真石を安置するため五間四方の如来塔を昭和三十八年十ニ月に完成。なお天光寺の近くの高艮神社は武内宿禰をまつり蜂須賀家の信仰厚く、特に家老山崎家が尊崇しました。<‘殊に家と111崎家が114芯がしました。
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お参り:天光寺 小型マイクロバスは寺前に
御朱印:持宝寺へ
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